Unknown Delimitation

発売予定日:2004年12月30日(C67) クロスフェードデモはこちら
仕様:プレスCD、4Pブックレット モード:CD-EXTRA形式
即売会価格:1000円 サークルHPはコチラ
レビュー (by Lix)
――彼らはVersusで無くてはならない。

"PHOENIX Project" vs. "SEPIA-SIS"。
常にHighEnergy、そしてStylishなSoundは彼らの魅力。
それを支えているのは彼ら自身の向上心、そしてお互いの闘争心である。
前作、Un-Divisional(以下UD)より1年。そんなVersus同士の彼らが再び戦場に帰ってきた。

ロックとテクノという互いの持ち味を活かしたCDが前作、UDである。
割と明るく聞きやすい曲が多かったのが前作の特徴であるが、
今回のUnknown Delimitation(以下UD2)はそれに比べると、
180度方向転換したようなDarknessなSoundへと進化している。

前作の爽やかなロックを破棄しBreakbeatsやDrum'n'Bassに手を広め、
1年前と全く次元の違うSoundを生み出すゆう氏。
テクノという持ち前の味を更に深め、HardCoreやNoiseに方向性を変化させ、
更に黒く、エグいSoundへ進化し、帰ってきたJOYH-TV氏。

制作者が交互にTrackを並べているのは意図的か偶然か。
Track1 vs. Track2、そして、Track3 vs. Track4へ。
彼らのSound同士の"Versus"はCD全体を通して感じ取ることが出来る。
このCDは今までのような単なるArrangeCDではない。文字通り、RemixCDである。
全体を通して原曲に沿った部分がほとんど無い。
一部のTrackでは、原曲のフレーズ探しをしなければならないほど。
彼らの対抗心は曲にぶつけられているのだ。

ジャンルはBreakbeatsを筆頭に、Drum'n'BassやHardCore、Houseなどで纏まっている。
クラブ系のCDが好きな人にはお勧め出来るし、今までのような原曲を拡張した
ありがちなArrangeCDはウンザリだという人にも強くお勧めできる。
また、Remixがかなり強いので原曲を知らなくてもOriginalとして十分楽しめる。

1曲、1曲に込められた彼らの想いをどうか、聴いてみて欲しい。